雨期のヤンゴン観光おすすめスポット
ミャンマー1日目。
雨たまに豪雨時々曇り
空港からタクシー(日本の中古車トヨタ・プロボックス)へ乗り、ヤンゴン中心街に位置する本日の宿
へ。
今回10泊の旅で唯一日本で予約した宿。スケジュールが固定されてしまうため飛行機以外では極力予約を避けたい派だが初日はヤンゴン観光を楽しみつつ自転車旅行の作戦を練る日としたので予約した。確か一泊12ドル。Booking.comの評判が良いので選んだ。
朝9時頃、宿につくと顔に木の粉を塗ったミャンマー女性2人が溢れんばかりの笑顔で迎えてくれた。積極性がある。コレ日本語でなんて言うんだっけ?みたいな会話もした。オーナからスタッフへの教育が行き届いているのか、ミャンマー人がみなこうなのか、この人達だけそうなのかはわからないけど、素敵だった。
早過ぎるチェックインかと思ったけど、許された。
荷物を受付に宿に預けて朝飯を食べに出た。屋台で初モヒンガーを食す。魚のスープに米粉の麺をいれたもの。「歩き方」によるとミャンマーの定番朝ごはんらしい。するするっとお腹に入って食べやすい。
さて、それにしても鼻から水が止まらない。一日中体がだるくて早速帰国したいな〜と思い始めたくらい感受性が失われていたので、要所を箇条書きにして済まそう。
相方Hにはごめんなさいな一日。
ヤンゴンの気になる所
・スーレー・パゴダ
街の中の金ピカ仏塔。入場料3ドル。お寺みたいなもの。
パゴダに入るときは常に裸足。裸足で雨上がりのパゴダをぴちゃぴちゃと歩くと、ちょっと汚いプールサイドを歩いている気分になる。老若男女問わず、参拝している。
現在のヤンゴンはこのお寺を中心にイギリス人が設計したようだ。
確かに、お寺の周りがランナバウト(ぐるぐる周って方向転換するやつ)になっている。是非ミャンマーの仏教文化の導入部として訪れたいところ。
・謎の草むした雰囲気のある建物
スーレー・パゴダの南西を眺めると見つかる。
調べてみたら「最高裁判所ビル」だそう。
遠くからみると時計が目立って、いかにもイギリス統治時代の建物。
手入れが全くされていない廃墟になりかけのほったらかし感が◎
・シュエダゴン・パゴダ
ヤンゴン中心街からちょっと離れているやたら大きいお寺。
タクシーで交渉してスーレー・パゴダ辺りから3000Kでいける。
入場料7ドルくらい。ちゃんと見て回ったら1時間以上かかる。雨がわんさか振ると滑りやすい。まさにプールサイド。具合がわるいので屋根のある仏像の前で横になって1.5時間ほど寝る。現地のおばさんも寝っ転がって寝ている。真面目に瞑想している人もいる。一人の太ったおじさんが10数人のおばさんにパンを配っていたので僕も買おうとすると、寄付で賄われてるからお金はいいよ、笑顔。無料で配給パンを手に入れた。世界は優しさに溢れている。1.5時間寝て、0.5時間見て回って帰る。
帰り際。トイレの前に待ち構えているBBAが勝手にトイレ内に入ると、足洗い場に連れて行かれて水道の蛇口をひねっただけで、100チャット紙幣を指さしお金を要求される。なされるがまま、良いカモになって素直に100チャット(9円)紙幣を渡す。世界は厳しい。帰りのタクシーのぼったくりにも注意が必要。帰りのタクシーでさっきのBBAに100チャットではなくて1000(90円)チャット紙幣を渡していたことに気づく。遅れて払ったパン代だと思って諦める。
その日決めたこと。
・自転車旅の出発地点。
明日列車かバスでここヤンゴンとゴールのバガンの中間地点ピイまでワープする。
(人力で旅行しがちの僕は他動力を使って移動する時ワープという言葉を使います)
ワープの理由は、
・ヤンゴンからだと遠すぎて旅程に余裕が持てない。
・物価の高い大都市ヤンゴンで自転車を買うと高そう。(調査未実施)
・ヤンゴン市内は商用以外は自転車禁止らしい(一般人が自転車に乗っているのを見かけたのでデマかもしれない。上写真参照。モーターバイクは間違いなく禁止。)
・雨が降っていて風邪をひいていてそもそも自転車に乗る意欲がわかない。
そこそこ大きい街であろうピイにはおそらく自転車屋さんがあるのでそこで購入し、自転車旅行の出発地としたい。
自転車屋さんがあると推測した理由は、「歩き方」のピイの写真にママチャリのようなものに乗った人々が2,3人写っていたからである。それだけ。名探偵でありたい。